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上から目線で女性に説明したがる「マンスプレイニング男」に、さしすせその処方箋

こんばんは、職場で挨拶しようとしたら声がうまく出ず「妖精に話しかけられたのかと思った」と言われたsantapi総研です。

 

皆さんは、麻生久美子出演の電子書籍レンタルサイト「Renta!」のCMをご覧になったことはあるだろうか。これ↓

 

renta.papy.co.jp

 

麻生久美子が同僚とマンガの話で盛り上がっているときに、意識高い系上司が「マンガいいよな~」と近づいてくる。「でも仕事にメリットがある本も読んでおかないと!」と言われ、麻生久美子は「難しい本読んでれば、マンガ読むよりエラいんですか?」と内心オコ。で、意識高い系上司に「これ、オレのオススメ!」って、小難しいタイトルの本で頭ポンされるやつ。麻生久美子の飲み物を持つ手が怒りで震えているやつである。

 

女性なら一度は、この手の勘違い男に遭遇したことはあるはずだ。女性というだけで無知と決めつけて、何でもすぐ上に立ちたがる男性に。加えて解説したがる行為を、世界では「マンスプレイニング」と言うらしい。

 

マンスプレイニング(英語: Mansplaining)は、男を意味する「man」(マン)と解説を意味する「explain」(エクスプレイン)をかけ合わせたかばん語。一般的には「男性が、女性を見下ろすあるいは偉そうな感じで何かを解説すること」とされる。(ウィキペディアより)

 

悲しい事実として、純正のマンスプレイニング男であっても、それが彼を特徴づける一部である人と、それが全てになる人がいる。例えば合コンでマンスプレイニング男がいたとして、ディーン・フジオカに一寸の狂いもなく似ていたら、彼の印象はディーン・フジオカでしかない。マンスプレイニング男が高橋一生で「ウルトラソウル」と書かれた黒パンツを見せてきたら、悶絶して彼のマンスプレイニングは身を潜めてしまう。

 

つまり、マンスプレイニングがトゥマッチだと、彼を彼たらしめる要素として未来永劫語り継がれることになるのだ。何が毒かって、やはり「うざい」という感情を想起させることだろう。思うに、うざいという感情を致死量浴びると、本当にうざいかの判断ができなくなり、印象としてただうざいだけの人になってしまう。ワーホリで1年間羊を追いかけストレスフリーな生活を送ってきた女性でも、帰国して空港でうざい気配を感じ取ったら、彼の存在を探すだろうというレベル。うざいという言葉で逆引きできるくらい、稀有な存在なのだ。

 

ここで整理しておこう。自分(女性)がよく知らないことを求めたときに解説してくれる男性は、マンスプレイニング野郎じゃなくて、ただの親切野郎だ(言葉が過ぎました)。もしそれがうざいと思うのなら、プライドの豆の木が枝ごとに感情を持つレベルにニョキニョキと育っているので、早めに剪定したほうがいい。

 

次に、自分(女性)がよく知らないことを知らないと決めつけて求めてないのに解説してくる男性は、マンスプレイニング日本強化選手だ。本当に知りたくなったら、Google先生Yahoo!知恵袋先生か発言小町先生に聞くからいいよ!

 

そして、自分(女性)がよく知っていることを知らないと決めつけて求めてないのに解説してくる男性はマンスプレイニングのオリンピック日本代表選手。明らかに相手の専門分野ど真ん中に、基本のき砲を投げつけるという国技で金メダルを狙うんだぜ。

 

考えてもみてほしい。

小池百合子都知事に「アラビア語は右から読むんですよ」とか言うだろうか?

宇多田ヒカルに「気になる言葉とかメモしておいたほうがいいよ。作詞の役に立つから」とか言うだろうか??

 

一流の人は心も一流だから、きっとヨシヨシしてくれるかもしれない。ソチ五輪で「あの子、大事な時は必ず転ぶ」と言った森喜朗元首相のことを「後悔しているのでは?」と許してあげた浅田真央選手みたいに。

 

でも、一般女性にその包容力を求めても無理だ。もし私が歯医者で、歯医者以外の男性に歯の図を見せられながら歯の名称についていちいち解説されたら、何て失礼な奴だと思うに違いない。もし私が新聞記者で、記者以外の男性に「記者ハンドブックを1つ持っておくといいよ」とか記者にとって基本的なことを延々語られたら、バカにしやがってと思うだろう。マンスプレイニング男は、女性(もしくは自分以外のすべて)への「敬意」が足りないのである。

 

最後に対処法について。これがプライベートなら「FacebookもLINEもやってません」の一点張りでいいと思うのだけど、仕事となるとそうはいかない。最悪、バディ(相棒)にさせられることだってある。

 

だからマンスプレイニングには、通常は女性のモテテクとして語られる「さしすせそ」の処方箋を出そう。

 

すが

らなかった(←しってるではない)

ごい

んすある

うなんだ

 

棒読みでも構わない。だって、棒読みと察する男性は大抵マンスプレイニングの選手ではないから。

 

手なずけておくと何がいいか。「この子は俺より下」という発想から「俺が盾になってあげなくちゃ」という面倒見の良さが育ち、ここぞというピンチを救ってくれるかもしれないのだ。

 

例えばクライアントへの謝罪の場面で、「お前は何も言うな、俺にまかせろ」となったとする。本人は得意気に経緯を説明をしているが、クライアントはとっちらかった説明にポカン顔である。「そうですよね!」という相槌にイライラを隠せず、そこはスライディング土下座一択ではないのか?と全員が思っている。

 

そんなこんなで時間がすぎ、とりあえずお開きとなる。エレベーターあたりでクライアントに「あなたも大変ね」なんて声をかけられ、翌日には彼だけ担当を外され、ひとり命拾いするかもしれない。そうなるともう、マンスプレイニング男様に感謝せざるをえない。

 

手なずけレベルで言うとアレだ。例えば沈没寸前のタイタニック号に乗り合わせたとして、救命ボートに乗れるのがあと1人だったら、迷わず自分に譲ってくれるくらいの信頼関係を築くといい。あなたがローズじゃなくて、マンスプレイニング男がジャックじゃなくても、だ。

 

結論、マンスプレイニング男は褒めない限り重症化の一途を辿り、「さしすせそ」で手なずけた瞬間、小康状態を保てる。

 

santapi総研